仙台駅西口のエデン、再開発は2024年以降に テナント契約延長

本格的な再開発は2024年以降となる見通しとなったEDEN

 仙台市青葉区中央1丁目のJR仙台駅西口で商業施設「EDEN(エデン)」を運営するオリックス(東京)の関連会社が、テナントとの契約の期限を1月末から最長2年間延長したことが31日、関係者への取材で分かった。隣接する「GSビル」跡地を含めた一体的な再開発は2024年以降となる見通しとなった。

 エデンは11年7月、仙台ホテル跡地にオープン。現在は飲食店、衣料品店など15店舗が営業している。関係者によると、オフィスや宿泊、飲食施設が入る複合型ビルなどのプランが検討されているが、決定には至っていないという。

 テナント契約期限は18年と、20年にもそれぞれ2年延長した経緯がある。GSビルは耐震性の問題から18~19年に解体され、跡地は時間貸し駐車場となっている。

一部を広場化する構想も

 エデンが面する青葉通は、仙台市の都心再構築プロジェクトの一環で、一部を広場化する構想が浮上。同社は、沿道地権者や交通事業者らで21年6月に発足した「青葉通駅前エリアのあり方検討協議会」に参加している。

 オリックスグループ広報・渉外部は「駅前エリアのさらなる魅力向上のため、沿道地権者として引き続き協議に参加したい」と説明。エデンのテナント契約や再開発の見通しについては「個別の契約内容は機密情報で回答は差し控える。(再開発は)さまざまな方向性を検討している」とした。

 仙台駅西口では、青葉通を挟んださくら野百貨店仙台店跡地の約8割をディスカウント店「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、東京)が20年に取得。商業施設、ホテル、オフィスを組み合わせた複合ビル構想を発表している。

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