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東北フードバンク連携センターに食料品寄贈、296セット NTT東日本

松林支店長(左)から寄贈品を受ける末永代表

 NTT東日本宮城事業部は8日、石巻市駅前北通り4丁目の東北フードバンク連携センターを訪れ、食料品を寄贈した。同事業部石巻支店の松林敏彦支店長から、連携センター代表でフードバンクいしのまきの末永博代表に缶詰などの食料品296セットが贈られた。

 寄贈品はいずれも東日本大震災の被災地の地元特産品から選ばれている。福島県浪江町の「なみえ焼きそば」(3食分50セット)のほか、品目としては気仙沼市の「ひとくち金のさんま」、岩手県普代村の「北三陸産 のだ塩さばめしの素」などがある。NTT東日本の従業員などがイベントで入手した物を中心に提供した。

 寄贈を受けた連携センターは所属する東北6県の11フードバンクに割り振り、近日中に配布する。

 松林支店長は「生活困窮家庭の助けになれば幸いだ。役立ててほしい」と伝えた。末永代表は「新型コロナ禍が続く中、大変に助かる。有効に活用したい」と感謝の言葉を口にした。

 NTT東日本宮城事業部ではSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを進めており、食品ロスを減らし、生活困窮世帯を支援する寄贈活動を今後も続ける考えだ。

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