新「石巻中」を応援 門脇中と統合 東京の石中会、40万円を寄付
石巻市石巻中(生徒358人)の創立75周年と本年度の門脇中との統合で「新石巻中」がスタートした節目の年を後押ししようと、卒業生でつくる「東京・石中会」(加藤友成会長)が同校に40万円の寄付をした。同校は部活動で使うユニホームの購入費などに充てるという。
15日に東京都内などの同会会員と同校をオンラインで結んだ贈呈式があり、同会の加藤会長と会員、同校からは平塚隆校長や生徒会長で2年の熱海羚央(れお)さん(14)などが参加した。
寄付は今回が初めて。昨年9~12月に会員からの募金と、会の積立金の一部を充てた。目録を受けた平塚校長は「進化発展する石中であるよう努めます」と謝意を述べた。加藤会長は「記念すべき時に応援の機会を得られてうれしい。若い世代の成長と活躍を願います」と後輩たちにエールを送った。
同会ではこれまでも「将来の希望を考える機会に」とパイロットや歌手などさまざまな分野で活躍する人を講師に教育講演会を開くなど母校の支援をしている。