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石巻市に1000万円寄付 「まきあーと」事業活用 信金中金

斎藤市長に目録を手渡す星住支店長(左から2人目)

 信金中央金庫は企業版ふるさと納税で、石巻市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)の開館記念事業と市博物館の展示事業費として市に1000万円を寄付した。

 10日に市役所で贈呈式があり、信金中金東北支店の星住圭一支店長が斎藤正美市長に目録を手渡した。星住支店長は「県内外から人を呼び込み、地域経済社会の発展に役立ててほしい」と語った。

 市復興政策部の岡道夫部長は「イベントなどに活用させてもらう。(東日本大震災からの)市民の心の復興に寄与するもので感謝している」と述べた。

 同席した石巻信用金庫の明石圭生理事長は「複合文化施設は復興のシンボル。市と協力し、地域活性化に努めたい」と話した。

 寄付は信金中金が創立70周年を記念して2020年度から3年間展開する「SCBふるさと応援団」の一環。SDGs(持続可能な開発目標)を踏まえ、自治体の地方創生事業を信金とともに応援する。21年度は石巻市を含め全国92自治体の93事業に計9億2200万円を寄付した。

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