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社会人野球 日本製紙石巻野球部が必勝祈願 本戦活躍「今年こそ」

末武主将(右)を先頭に必勝祈願をする選手ら

 社会人野球の日本製紙石巻硬式野球部は17日、石巻市日和が丘2丁目の鹿島御児神社で必勝祈願に臨んだ。チームは都市対抗大会と日本選手権の本戦出場を目標に掲げる。神事を通し、選手らは全国切符をつかむ決意を新たにした。

 前田直樹監督や選手、日本製紙石巻工場の中村真一郎石巻工場長ら32人が参加。ユニホーム姿で今シーズンの必勝を祈った。

 都市対抗大会本戦への2年連続出場が期待された昨年、チームは2次予選東北大会で敗退。日本選手権は予選で敗れた。

 就任6年目となる前田監督は「今年は本選出場を最低限の目標とする。土壇場で力を発揮できるよう、主将や選手を中心に一枚岩のチームにしていきたい」と話した。

 今シーズンから主将を務める末武雄貴(かつき)選手は「東京ドームで勝てるチームにするために、とにかく勝つことで自信をつけていきたい」と意気込んだ。「全国の舞台でチーム名を呼んでもらうことで、石巻がすてきな地域であることを全国の人に知ってもらいたい」と語った。

 チームの今年のスローガンは「Emancipate passion!(情熱を開放しろ!)」。新戦力として中部学院大の秋田稜吾投手、中央学院大の佐藤晃一捕手、帝京大の宮川将平内野手の3選手を迎えた。

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