養殖銀ざけ、初水揚げ18日に 石巻魚市場で受入全体会議
石巻市漁船誘致及び原魚等確保推進委員会の「2022年養殖銀ざけ受入全体会議」が9日、石巻魚市場で開かれた。出荷シーズンが迫った県特産の養殖銀ざけの初水揚げを18日に実施することなどを決めた。
生産者や買い受け人、魚市場関係者ら約50人が出席。魚市場の佐々木茂樹社長が「銀ざけは年間10万トンの魚の水揚げがある石巻では、春から夏にかけての主力を担う重要な魚種。年々、価値やニーズも高まっている。安定した価格での取引で、一層の飛躍につなげたい」とあいさつした。
今季は自動選別機を3台体制にし、計量、陳列、販売、荷渡しといった作業面の効率化を図れる。受け入れ販売について、入札開始時間は午前7時20分からとし、今年も「みやぎサーモン」と「金華ギン」の2種類とした。
魚市場関係者から水揚げ計画が示され、県全体の生産量1万6000トンのうち、5500~5800トンを扱うことも発表された。