石巻市子どもセンター「らいつ」で活動する小学6年生から高校3年生の「子どもまちづくりクラブ」(11人)は、東日本大震災の伝承と防災を目指す「ぼくらの防災マップ」を作った。12日には、マップのお披露目となる完成報告会「防災リベンジャーズ」を開催。地域住民ら14人が参加し、10代から70代の人が震災伝承と防災への意見を交わした。
マップはA2判。片面に、らいつから半径1キロほどとなる市中心部の防災マップを、もう片面には避難施設やルート、持ち出し用として便利な防災用品を載せた。最近では見かけなくなった公衆電話、トイレとして使えるベンチなど災害時に必要な設備や、電柱が傾いている、街灯がなく暗くて危険といった日常生活でも注意したい場所を紹介。メンバーがまち歩きをして確認した。
参加者からはマップについて「独自の視点があって良かった。各避難所に備蓄された品や数は意外と少なく、自分でも用意が必要と感じた」との意見が出た。
メンバーと参加者がグループになり、互いに震災の経験を話す「語り部」もあり「震災の体験を話し合う場は少なく、良い機会になった」との感想が挙がった。
メンバーの石巻商高3年宍戸さやかさんは「家族や地域で防災に役立てて」、蛇田小6年千葉美琴さんは「マップを見て災害から一人でも助かる人がいてほしい」、石巻北高飯野川校3年勝亦隼士さんは「防災への取り組みをクラブの後輩たちが続けてくれたらいい」と話した。
防災マップは1000部を作製、らいつで配布する。なお、予定していた羽黒山への避難訓練などは新型コロナウイルス感染拡大を受け延期とした。
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