ベガルタ、きょうホーム大分戦 コロナ感染・けが人…試練の一戦、前向きに

加藤(中央)は「常に得点を意識している」と言う

 J2仙台は30日、仙台市のユアスタ仙台でリーグ戦第7節のホーム大分戦に臨む。午後7時開始。今季初黒星を喫した前節の反省を生かし、勝利を狙う。27日は同市泉サッカー場で練習し、28、29の両日は非公開で調整した。

 仙台は前節、町田に0-3で敗れた。立ち上がりの連続失点で出はなをくじかれ、そこから巻き返すことができなかった。

 大分は前節の琉球戦で前半19分のMF小林のゴールをきっかけに大量得点し、4-1と圧倒して今季初勝利をつかんだ。

 リーグでの通算対戦成績は仙台の9勝1分け12敗。仙台の村上コーチは「大分はボールを保持し、相手を動かそうとしてくる。自分たちの戦い方をしっかり整理したい」と話した。

中3日「今やれる選手で」

 新型コロナウイルス感染やけが人の続出で万全の態勢を整えられないまま、今季初めて中3日での試合を迎える。昨季もJ1で戦った大分に、総力戦で挑む。MF加藤は「今やれる選手でしか試合はできない。ネガティブに捉えず、チーム全体で戦っていきたい」と前を向く。

 前節町田戦で加藤は、キャンプ序盤の練習で取り組んだボランチとして途中出場。1対1の強さや積極的な攻撃参加などで見せ場をつくった。「対峙(たいじ)する相手に負けなければ、チーム全体で負けることはない」。複数ポジションをこなせる存在に成長することが、危機的状況で強みになる。

 チーム最多4得点のFW中山の負傷で、FW富樫の役割も変わりそうだ。第2節から縦関係の2トップの一角を務め、下がりめの位置で中山を生かしてきたが、貪欲に得点を狙うことを求められる。富樫は「よりゴール前で駆け引きし、ゴールを決めることに集中したい」と力を込める。

 準備不足などの理由があったにせよ、町田に敗れたことは覆らない。富樫は「難しい状況だったが、もっとアグレッシブにいくべきだった。次は言い訳できない。前へ走る意識を持って戦う」。試練となる一戦を見据えた。
(射浜大輔)

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る