石巻地方で入社式　ヤマサコウショウ、地元採用５人を激励

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　石巻地方の企業や金融機関でも１日、入社式などがあった。

　来月に創業８８年を迎える石巻市吉野町３丁目の水産加工会社「ヤマサコウショウ」は新型コロナ禍の中、地元雇用を積極的に展開。今年も地元高卒の女性５人を採用した。

　温かい拍手に迎えられて入場した新入社員は少し緊張した表情。佐々木孝寿社長の「今日から私たちの仲間です。素直な心で基本を一つ一つ学び、一度しかない自分の人生を豊かな実りある素晴らしいものにしてください」との訓示に気を引き締めた。

　新入社員を代表して総務部事務課に配属となった佐藤日南乃さん（石巻好文館高卒）は「長い歴史の会社の一員であることに誇りを持ち、その名に恥じぬよう日々精進していきます」と決意の言葉を述べた。佐々木社長から一人一人に辞令が交付された。

　石巻信用金庫は新型コロナ対策で出席者を減らして入庫式を開き、大卒５人、高卒６人を迎えた。石巻商工信用組合は大卒５人、高卒１人に辞令を交付した。