J2山形新スタジアム 2025年運用開始へ前進

新スタジアム用地が決まり、感極まって涙を流す相田社長(右)。左隣は山本市長

現スタジアム南側 県有地提供を知事表明

 サッカーJ2山形の新スタジアム構想について、山形県の吉村美栄子知事は7日、天童市の県総合運動公園の特設駐車場を用地として提供する意向を表明した。クラブ運営会社の代表らの要望に答えた。建設地が確定し、2025年の運用開始に向けた新スタジアム事業が大きく前進した。

 用地に決まったのは、現在のホームでNDソフトスタジアム山形の南隣にある5000台収容の駐車場の一部。クラブを運営するモンテディオ山形(天童市)が3月15日に候補地として選定を発表していた。

2万人規模、スタンド全面に屋根を想定

 クラブの相田健太郎社長と山本信治天童市長らが県庁で吉村知事と面会。山本市長が用地となる駐車場の代替地を確保する考えを示したのを受け、吉村知事は「そうしたこと(市長の意向)を踏まえ、県として土地の使用に協力したい」と前向きな姿勢で応じた。

 面会後、取材に応じた相田社長は「(新スタジアム整備に向けて)いろいろやってくれた方々の思いに同意いただけてうれしい」と涙を流して喜んだ。山本市長は「駐車場が不足する分は県やクラブと連携して対応したい」と語った。

 新スタジアムは2万人収容を想定。スタンド全面に屋根をかけるなどJリーグのライセンス要件を満たし、寒冷地に適した仕様を検討している。22年度中に事業の枠組みや建設主体などを固める方針。相田社長は「県民が誇りに思えるスタジアムを整備し、全国からも来ていただきたい」と話した。

吉村知事(左奥)に新スタジアムの用地として駐車場の提供を要望する相田社長(中央奥)、山本市長(右端)ら

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