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<まちかどエッセー・加藤美紀>地元民に愛されるお寺

 壇ノ浦で入水した安徳天皇(享年6歳)の遺品が眠る浄土宗のお寺がある。なだらかな山並みを背に自然に溶け込んだ五重の塔と鐘楼堂、樹齢800年の御神木も何かしら神秘的で、訪れるたび生気を吹き込まれるような気がする。ご本尊のお香の香りも奥ゆかしく、読経をあげながら木魚をたたく音は宗派を超えて心の奥に響くも…

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