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日本語や文化、楽しく学びます 中国など4カ国12人が受講 石巻

自己紹介を交え、抱負を語る受講生

 石巻市茜平3丁目の国際サークル友好21は10日、外国人を対象にした本年度の「楽しい日本語教室」の開講式を市総合福祉会館みなと荘で開いた。

     
 水産業や建設業の技能実習生や介護福祉士の資格取得を目指すフィリピン、ベトナム、インドネシア、中国の12人が受講。毎月第2、4日曜日(祝祭日は休み)に日本で暮らす上で必要な日本語や文化、生活習慣などを学び、季節ごとの行事を通して交流を深める。

 開講式では三川小夜子代表世話人が「休日を返上し、日本語を学ぶ皆さんの健康と健闘を祈ります」とあいさつ。斎藤正美市長の祝辞を岡浩復興企画部長が代読した後、受講生が自己紹介を交え「漢字を詳しく学びたい」「正しい日本語を勉強したい」と抱負を語った。

 来年1月の介護福祉士の資格取得を目指し、国家試験に臨むというフィリピンの女性は「漢字と専門用語を学ぶため、また一からやり直したい」と決意を述べた。

 18日には石巻市かわまち交流センターで、石巻地方在住の外国人12カ国19人を対象にした開講式がある。