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大塩西集会所が開所 大島、小分木地区で共同利用、交流拠点に 東松島

大島と小分木の両地区住民の活動拠点となる大塩西集会所

 東松島市が大塩地区に整備した「大塩西集会所」の開所式が9日、現地であった。大島、小分木両地区の住民が、活動と交流の拠点として共同利用する。

 集会所は市大島農村公園の跡地に整備した。敷地面積約1700平方メートル、木造平屋で、延べ床面積は約320平方メートル。二つの集会室や会議室、調理室を備え、災害時は避難所として活用する。市消防団の消防ポンプ車置き場も併設され、地元消防団の活動拠点にもなる。総事業費は約1億3500万円で、一部に県の補助金を活用した。

 これまでは各地区の「生活センター」を活用していたが、共に築45年以上が過ぎ、老朽化が進んでいた。東日本大震災の地震被害や大型台風での浸水などもあり、2施設を移転・集約する形で新築整備した。

 本年度中に東側の隣接地に56台分の駐車場と公園を整備する予定。

 開所式には地区住民ら約30人が出席した。渥美巌市長が「両地区の理解のおかげで整備できた。愛される施設になることを願っている」とあいさつ。テープカットで開所を祝った。

 大島自治会の木村守会長(73)と小分木自治会の最上和昭会長(66)は「立派な施設を造ってもらいありがたい。活動拠点として有効に活用していきたい」と話した。

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