ＪＦＬへ「キックオフ」　コバルトーレ女川、決意の集い

• 
• 
• 

　東北社会人サッカーリーグ１部のコバルトーレ女川は９日、５月のリーグ戦開幕を前に、チームの新体制を披露するキックオフミーティングを女川町まちなか交流館で開いた。チームは９人の新人を迎え計２９人。日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）昇格へ向けて決意を新たにした。

　ミーティングには須田善明女川町長ら関係者約４０人が出席。サポーター向けに動画投稿サイト「ユーチューブ」でも配信した。

　新ユニホームやスポンサーの紹介があったほか、副主将の竹田そら選手、山内晴貴選手が抱負を述べた。竹田選手は「自身もまだ学ぶことが多いが、昇格へ向けて全力で頑張りたい」、山内選手は「がむしゃらにプレーしながら積極的にチームを引っ張っていく。たくさんの感動を分かち合いましょう」と話した。

　今季から指揮を執る中村雅昭監督は「チームと応援してくださるみなさんが幸せになるような１年にしたい。結果を出しながら突き進んで行きたい」と語った。

　東北社会人リーグ１部は１２チームによる総当たりで、５月１５日開幕。コバルトーレ女川の初戦は「ＦＣ　Ｓｅｎｄａｉ　ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ」と仙台大サッカー場で戦う。ホーム開幕戦は６月５日。女川スタジアムで「ＦＣプリメーロ」と競う。