ベガルタ、暫定2位浮上 気田が3戦連続得点

仙台ー琉球 後半13分、先制のゴールを決め、アシストをした気田(左)と抱き合うフェリペカルドーゾ(庄子徳通撮影)

 第11節第3日(23日・ユアスタ仙台ほか=7試合)仙台は2-0で琉球に快勝し、勝ち点20で暫定2位に浮上した。

 仙台が圧倒した。後半13分、相手ペナルティーエリアでボールを奪い、ゴール前へのパスをフェリペカルドーゾが押し込み先制。35分もショートカウンターから、気田が合わせて突き放した。終始押し込み、後半は相手のシュートを1本に抑えた。

攻守で力の差見せつける

 仙台と最下位琉球との力の差は明白だった。ビルドアップが機能し、守ってはプレスがはまる。ピンチは少なく、好機は多い。90分を通して試合を支配した。

 序盤から敵陣に押し込んだ。相手の立ち位置をずらし、スペースを見つけパスを送った。今月加入した中島は「仙台に来た頃はボールを受けることを怖がる選手が多い印象だった。怖がらずつなごうという全員の意志が固まってきている」と手応えを語る。

 ハイプレスも狙い通り。前節にシステムを変更していた琉球に対し、「いろいろなことを想定しトレーニングしてきた」(原崎監督)。この日も琉球は中盤の並びを変えてきたが、動じない。後方からのビルドアップにこだわる相手を、サイドハーフが前線からけん制。FWと連動してミスを誘い、ボールを回収していった。

 2得点はショートカウンターから。恥骨の痛みから本格復帰し、1ゴール1アシストのフェリペカルドーゾは「練習していた理想の形」と振り返る。攻守で主導権を握り続け、ゴールは時間の問題だった。

 最下位に沈む琉球のプレーの質は低かった。昇格を争うチームも圧倒できるか。「もっとやらないといけない」と原崎監督。慢心せず、さらなるレベルアップを求めている。
(佐藤夏樹)

気田が攻撃けん引「勝つことが重要だった」

 仙台の気田が1得点1アシストで攻撃をけん引した。「負けた後だったので、勝つことが重要だった。結果が出て良かった」と振り返った。

 後半13分にペナルティーエリア内でボールを奪い、相手GKをつり出してフェリペカルドーゾにパスを送り、先制点をアシスト。「自分で決めようと思ったが、彼にプレゼントすることで1点以上の価値が返ってくると思った」と余裕を見せる。

 後半35分には3試合連続となるゴールで試合を決めた。好調を維持する24歳は「もっともっと良くなる。自分が一番、自分の可能性に期待している」と充実感をにじませた。

仙台ー琉球 後半27分、CKのボールをパンチングで防ぐ仙台・GK小畑
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