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息の合った音色 市民を魅了 複合文化施設で初定演 石巻高吹奏楽部

耳なじみのある曲で会場を盛り上げた吹奏楽部のメンバー

 石巻高吹奏楽部の第58回定期演奏会が5日、石巻市開成の市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)であり、1~3年の部員約40人が息の合った音色を響かせた。

 3部構成で、第2部ではディズニーのアニメ映画「美女と野獣」の音楽劇を披露。部員たちが演技と演奏、映像で物語を丁寧に表現し、観客を引き込んだ。昭和アイドルのヒット曲メドレーや「ルパン3世のテーマ」といった耳なじみのある曲も多く、会場を盛り上げた。

 孫娘の演奏を聴いた同市水明の小野寺由江さん(80)は「自宅でも練習を頑張っていた。すばらしいステージで感動した」と感無量だった。

 複合文化施設での定期演奏会は初めて。中野莉瑠部長(3年)は「音響が良く、演奏していて楽しかった。最高のステージになった」と話した。

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