プロ野球東北楽天は8日、大阪市の京セラドーム大阪でオリックス6回戦を行い、2―1で逆転勝利した。球団の連勝記録を2桁の10に伸ばした。
0―1の三回1死満塁から小深田の併殺崩れの間に追い付き、延長十回に島内の2号ソロで勝ち越した。
先発則本は今季自己最長の7回を投げ、二回の頓宮のソロによる1失点に抑えた。九回を無失点で切り抜けた宋家豪が今季初勝利。松井裕がパ・リーグ最速で10セーブ目を挙げた。
チームは10日から仙台市の楽天生命パーク宮城でロッテとの3連戦に臨む。石井監督は「足元をしっかり見て試合ができている。またハード(な日程)になるので、チームで頑張っていきたい」と話した。
1-1の延長十回。東北楽天の島内は一振りに懸けた。2死無走者。初球の内角寄りの直球を迷い無く振り抜くと、打球は右翼席中段へ一直線。「正直、一発がほしいと思っていた」。土壇場で飛び出た4番の勝ち越しソロでチームは10連勝。この日で大型連休は終わっても、大型連勝は終わる気配がない。
開幕以来不動の4番だが、最近はふがいない気持ちを抱えていた。前日は七回にリードを広げる2点二塁打を放ったが、「自分が試合に出ていることがすみません。自分がいなかったから20連勝ですね」と自虐的に振り返っていた。
昨年の同時期に3割台半ばだった得点圏打率は2割5分にとどまる。10併殺はリーグ最多。「今年はゴロとか正面を突く打球が多い。そこは改善しないといけない」と課題を挙げる。
この日は母の日。本塁打は古里の石川県で暮らす母へ最高の贈り物になったはずだ。ヒーローインタビューでは「お母さんのために打ちました」と日ごろの感謝を込めて語った。
「久々に強いスイングができた。もう少しフライで強い打球を打っていきたい」と島内。会心の一発を復調につなげ、チームの連勝をしっかりと支えていきたい。(佐々木智也)
東北楽天の守護神・松井裕が、パ・リーグで10セーブ目に一番乗りだ。チームが勝ち越しに成功した直後の2-1の延長十回に4番手で登板し、三者凡退で接戦を締めた。「とにかく自分の役割を果たせるように精いっぱいやっている。チームの皆さんに付けていただいたセーブ」と謙虚に語る。
先頭の紅林を中飛、続く伏見を二ゴロに仕留め、最後は代打太田からワンバウンドのフォークボールで空振り三振を奪った。10連勝中は1点差の試合がこれで7度目。重圧を感じつつも「マウンドで堂々と自分のパフォーマンスを出せれば大丈夫だと思っている」と頼もしい。
今季は16登板で防御率1・15。奪三振率は16・09と相手打線を圧倒している。「中継ぎにいいメンバーがそろっているので、一番後ろを投げるピッチャーとして隙を見せるわけにはいかない。中継ぎのみんなに見られていると思って、プレッシャーを自分にかけながら切磋琢磨(せっさたくま)している」と風格を漂わせた。(斎藤雄一)
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