第38回仙台・青葉まつり(まつり協賛会主催)は15日、仙台市中心部で本まつりがあり、往時をしのばせる武者行列や豪華絢爛(けんらん)な山鉾(やまぼこ)が練り歩く時代絵巻「本まつり巡行」が復活した。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となったまつりは、感染の早期収束を願って閉幕した。
青葉区の定禅寺通であった巡行は、火縄銃の演武でスタート。仙台藩祖伊達政宗役の伊達家18代当主伊達泰宗さんが率いる武者行列に、すずめ踊りの踊り手や仙台市の「政宗公山鉾」が連なった。
若林区の古城小4年仲野晶裕君(9)は「武将の姿を見たくて初めて祭りに来た。火縄銃の音が思ったよりも大きくてびっくりした」と笑顔だった。
今回は感染対策を徹底した上で、例年より規模を縮小した。協賛会の上野隆士実行委員長(73)は「参加者も観客も楽しんでくれた。来年こそ、通常開催に戻したい」と語った。
14日の宵まつりを含む人出は計約43万3000人。協賛会が規模縮小開催を踏まえて予測した14万3000人を大きく上回った。
新緑の仙台市中心部に、熱気が戻った。第38回仙台・青葉まつり(まつり協賛会主催)は15日までの2日間、新型コロナウイルス対策を講じて3年ぶりに開催された。武者行列やすずめ踊りの参加者は躍動し、観客は伊達文化を象徴する歴史絵巻を満喫した。
本まつりの15日、主会場の青葉区の定禅寺通には、勇ましい武者行列やきらびやかな山鉾(やまぼこ)が登場した。新型コロナの拡大前、11台が連なった山鉾は感染対策で1台だけの巡行となった。
山鉾の引き手として参加した宮城野区の市嘱託職員カールソン・タイラーさん(33)=米国出身=は「400年を超える仙台の歴史が感じられる祭り。コロナ前の日常が少し戻ったような気分になった」と晴れやかな表情を見せた。
山鉾の前後では、すずめ踊りの踊り手約1500人が軽快な囃子(はやし)に合わせて乱舞した。参加者にはワクチン接種などの条件があった。
青葉区の会社員江幡幸江さん(64)は法被と同じ紫色のマスクを着用。「コロナ下でも最後まで踊ることができた。来年はもっと盛り上がりたい」と語った。
沿道を埋めた見物客も久しぶりの祭りを楽しんだ。
すずめ踊りを見るのは3年ぶりという塩釜市の小学3年四釜華梨さん(8)は「すごく懐かしかった。見られてうれしい」と満足した様子。宮城野区の主婦我妻ちいこさん(42)は「小学4年の長男が歴史好きで武将を見にきた。(青葉まつりのように)仙台の街ににぎわいが戻ってほしい」と願った。
仙台市青葉区の勾当台公園と市民広場を会場に、県内外のご当地グルメや酒類を販売した「杜の市」は本まつりの15日、大勢の家族連れなどでにぎわった。
新型コロナウイルスの感染対策として、ふたのあるテイクアウト方式で提供。公園内に飲食専用エリアを設けたが、エリア外で食事をする観光客も一部でみられた。
たこの唐揚げなどを販売した登米市の及川善弥さん(41)は「お客さんもマスクを着用し、コロナ対策を守っていた。予想していた以上の盛り上がりでうれしい」とほほ笑んだ。エリア内で飲食していた涌谷町の会社員内海悦子さん(56)は「エリアが杜の市からは少し離れていたけど、感染対策としては良いと思った」と話した。
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