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<創作現場/私の相棒>「泥しょう」 着飾らず、土の表情表現

陶芸家・千田玲子さん

 「水の加減で器の表情が変わる」。仙台市泉区の陶芸家、千田玲子さん(61)は数年前から土を水で溶かした「泥しょう」を使った作品に取り組んでいる。

 手びねりで形作られた花器が巨樹のようにすっくと立っている。焼く前に、本体と同じ黒い土で作った泥しょうで厚みのある模様を付けた。凹凸のあ…

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