水辺の生き物知ろう 大浜田湿地で観察会 東松島・22日
一般財団法人C・W・ニコル・アファンの森財団(長野県)は22日、東松島市宮戸の大浜田湿地で自然観察会を開く。全4回で、2回目以降は6、10、11月の予定。1回目は「生き物の気持ちを知ろう」をテーマに開催する。
大浜田湿地は東日本大震災前は水田が広がっていたが、津波被害を受けて利用できなくなった。江戸時代に干拓される前の原風景に戻し、地域と災害の歴史や生物多様性を学ぶ場にしようと、市教委が2018年から21年にかけて水路や調整池、散策路を整備した。
オープン後は植物が繁茂して自然な水辺環境ができあがり、絶滅危惧種のミズアオイやヒメバイカモのほか、ゲンゴロウなどさまざまな動植物が見られるという。
午前9時から正午。参加無料。定員30人。参加希望者はメールか電話で申し込む。連絡先は同財団026(254)8081、奥松島縄文村歴史資料館0225(88)3927。