クマの目撃相次ぐ 三陸道で衝突事故も 「生ごみ管理徹底を」
石巻地方でクマの目撃情報が相次ぎ、石巻署などが地域住民に注意を呼びかけている。
15日午前0時50分ごろに石巻市蛇田で1頭が目撃され、その日の午後9時20分ごろに東松島市大曲の三陸沿岸道下り線で体長約1.5メートルのクマが乗用車と衝突した。18日午前7時40分ごろにも、大曲で約1メートルのクマ1頭が目撃された。
県東部地方振興事務所によると、クマは季節を問わず出没するという。担当者は「野外に放置された生ごみの味を覚えたクマが、やぶなどの隠れやすい場所を利用して食べに来ることがある」と指摘。「生ごみや草木の管理を徹底してほしい」と話す。