ちびっこ広場を楽しく　NTTドコモ、女川町へ寄付　遊具の修繕費に

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　ＮＴＴドコモは１１日、東日本大震災の復興支援として、女川町に約１３０万円を寄付した。町は町総合運動公園内のちびっこ広場にあるターザンロープの修繕・設置費に充てた。

　ちびっこ広場であった贈呈式で、ドコモＣＳ東北の山田広之法人営業部長が「復旧・復興の工事などで、子供たちの遊び場が限られてきた。楽しく活用してほしい」とあいさつ、須田善明町長に目録を手渡した。

　須田町長は「公園は近隣の街からも多くの人が集まる場所。元気に遊んでもらうことが、皆さんへの恩返しになるだろう」と述べ、感謝状を贈った。

　新しいターザンロープは既に設置され、利用が始まっている。鉄製で、高さ約２メートル、滑走距離は約２０メートル。以前は木製で、老朽化のため使用を中止していた。

　ドコモグループは復興支援として２０１２年度から「災害復興等応援社員募金」を始めた。趣旨に賛同した社員から毎月３１１円ずつ集め、合計金額と同額を同社が上乗せして、被災３県の自治体を中心に寄付している。女川町では、寄付金を運動公園内にある遊具の修繕などに充てている。