3年ぶり復興マラソン 38都道府県の2217人出場 26日・石巻
石巻市の石巻南浜津波復興祈念公園を発着とした新コースで26日に開催される第6回いしのまき復興マラソン(石巻市、河北新報社など主催、三陸河北新報社など後援)の参加申し込みが締め切られ、競技のハーフ、10キロ両部には38都道府県から2217人が出場することになった。大会前日に祈念公園周辺であるウオーキングの部には180人が応募した。
大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催。競技は感染対策を図るため小中学生関連の種目を取りやめ、高校生や一般を対象に12種目で受け付けた。種目数は減ったものの、ウオーキングを含む全3部門に前回(2092人)を上回る計2397人が参加する。
このうち競技のメインともなるハーフは男女6種目に計1392人が挑む。男子は50歳以上の547人を最多に、40歳代371人、高校・一般39歳以下290人、女子は50歳以上72人、高校・一般39歳以下57人、40歳代55人が出場して各種目で優勝を目指す。
10キロも男女6種目を設けており、計825人がエントリー。男子は50歳以上が304人、高校・一般39歳以下153人、40歳代150人、女子は50歳以上101人、高校・一般39歳以下64人、40歳代53人が健脚を競う。
応募者は東北6県をはじめ、沖縄、福岡、高知、大阪、愛知、東京、北海道など広範囲にわたった。大会事務局の担当者は「新設の臨港コースを体感し、東日本大震災の最大被災地・石巻のさらなる復興、発展を願いたいと各地から申し込んだのではないか」と話す。
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