石巻地方14人が感染　女川町４回目接種、来月13日開始

　県は７日、県内（仙台市を除く）で新たに石巻市の１３人と東松島市の１人を含む９９人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。６４人の感染経路が分かっていない。両市以外では名取市１３人など。累計感染者は石巻市４０１８人、東松島市１１２０人となった。

　新規感染者の内訳は男性４６人、女性５３人。年代別では１０歳未満３０人、１０代２０人など。

　７日午後１時時点で県内の療養者は２１９８人。内訳は入院９２人、宿泊療養３９３人、自宅療養１４９８人など。確保病床（５２７床）の使用率は１３．１％。即日受け入れ可能病床（１８２床）の使用率は３７．９％。

　石巻市教委は６日、河南西中に所属する女性職員、須江小の教職員と児童が新型コロナウイルスに感染したと発表した。須江小は一部の学年を９日まで閉鎖する。

　市教委によると、感染した職員は４日に発熱の症状があり、ＰＣＲ検査で陽性が判明した。１日から勤務していない。

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　女川町は６日、新型コロナウイルスワクチンの４回目接種を７月１３日に始めると発表した。３回目接種から５カ月を経過した６０歳以上の町民と基礎疾患があるなど重症化リスクが高いと医師が認めた１８～５９歳の町民らが対象。

　接種体制は７、８月は集団接種で町生涯学習センターと町地域医療センターが会場。９月は同医療センターで個別接種を実施する。

　接種券は６０歳以上と精神障害者保健福祉手帳・療育手帳を持っている町民には今月２７日から順次発送する予定。集団接種は町が接種日を指定した券を送付するため予約不要。個別接種は医療センターに予約する。

　基礎疾患などがある人は７月１日以降、町健康福祉課の窓口やホームページから申請できる。

　ワクチンは米ファイザー製を使う。８月６、７、２０日は米モデルナ製を予定しているが、供給状況によって変更もある。