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都市対抗野球東北大会 日本製紙石巻、第2代表決定戦へ

9回、1点差に迫るソロ本塁打を左翼席に放つ日本製紙の長谷川

 第93回都市対抗野球2次予選東北大会は9日、山形市総合スポーツセンター野球場で決勝戦(第1代表決定戦)を行った。宮城第2代表の日本製紙石巻(石巻市)は、秋田第1代表のTDK(にかほ市)と対戦し、2-3で敗れた。10日の同球場での第2代表決定戦に回り、2年ぶり6度目の本戦出場を目指し、宮城第1代表のJR東日本東北(仙台市)と対戦する。

【第1代表決定戦】
 T D K(にかほ市) 200000001-3 
 日本製紙石巻(石巻市) 100000001-2 
 (T)権田、木場、小野、鈴木-奥村 
 (日)秋田、塚本、宮内-井町 
 ▽本塁打=長谷川(日)▽二塁打=水野(日) 

 日本製紙石巻は初回に2点を先制されると、そのすぐ裏に、2番水野、3番浅沼が安打で出塁。1死一、三塁から4番東本の中犠飛で1点を返した。2点を追う九回には5番長谷川が左越えソロ本塁打を放ち追い上げたが、後続を断たれた。

 先発の秋田は初回の失点後、140キロ台中盤の直球で要所を締め、試合をつくった。救援の左腕塚本、右横手の宮内も走者を背負いながら力投した。

 第2代表を懸けて戦うJR東日本東北には5月の1次予選県大会決勝で、2-3で敗れている。

 前田直樹監督は「ピンチをしのぎ、チャンスもつくることができていたので試合運びは悪くなかった。あすはもう一本を狙い、県大会のリベンジを果たす」と勝利を誓った。

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