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<東北の本棚>死者の魂を美しく彩る

死神の絵の具 長谷川馨 著

 人々の臨終に立ち会い、その魂をあの世へ導く者を「死神(しにがみ)」と呼ぶ。死神が紡ぐファンタジーは、人生のはかなさと美しさを教えてくれる。

 人生を見届ける対価として、死神は

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東北の本棚

「東北の本棚」は、地元にゆかりの深い著者の本、東北を舞台にした本などを紹介するコーナーです。小説、評論、ルポルタージュ、写真集、絵本など、さまざまな本を厳選して生活文化部の記者が紹介します。

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