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<東北の本棚>子亡くす悲しみ 尊重を

東日本大震災 遺族たちの終わらぬ旅 寺島英弥 著

 わが子を突然の災厄で失った悲しみは、どんなに年月を積み重ねても、消えたり薄らいだりはしない。喪失の痛みとは、相手に対する愛情と表裏一体だからだ。であればこそ、気持ちを切り替え、前を向くことを他人が安易に促すべきではない。悲しみは悲しみのまま尊重されな…

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