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目標に向かい努力を 矢本東小でバレーボール教室 元五輪選手の大山さんら指導

大山さんの指導の下、ボールをパスする児童たち

 東松島市矢本東小(児童465人)で14日、6年生71人を対象にしたバレーボール教室が開かれた。元女子バレー選手で2004年のアテネ五輪に出場した大山加奈さん、12年のアジアカップ日本代表として出場経験がある二見梓さんが講師を務め、児童たちと交流を深めた。

 大山さんと二見さんは、じゃんけんやボールを利用した瞬発力のトレーニングを紹介。「パスの際には相手との中間を狙い、優しくボールを上げてほしい」とアドバイスした。

 大山さんによる講話もあり「困難にぶつかった際はまず、周りの人に相談してほしい。目標に向かって努力し、応援してもらえる人になってください」と語った。

 スポーツ少年団でバレーボールに取り組んでいるという高橋陽万(はるま)君(12)は「楽しく活動できた。中学や高校でもバレーを続け、2人のように活躍したい」と話した。

 バレーボール教室は東レ東北支店の東日本大震災復興支援事業として実施。東松島市では2016年度に始まり、今回で7回目の開催となった。

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