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高齢者70人、快適な睡眠方法学ぶ 石巻つくも大学で講話

蒲地所長の講話に耳を傾ける出席者

 石巻市内の65歳以上を対象にした高齢者教室「石巻つくも大学」の本年度の第1回学習会が10日、石巻市日和が丘1丁目の石巻中央公民館で開かれた。約70人が出席し、明治安田生命保険相互・仙台支社石巻営業所の蒲地靖喜所長が「人生100年時代!くらしに役立つ睡眠と健康の知恵袋」の演題で講話した。

 同社と石巻市が昨年11月に健康増進や地域の安全・安心、スポーツ・文化振興といった6項目の包括連携協定を締結したことに伴う活動の一環。

 蒲地所長は年齢と睡眠時間、睡眠時間が短くなる理由、眠れない原因などをテーマ別に解説。「良い眠りを取る方法は生活リズムと睡眠環境を整えることが大きなポイントになる」と強調。体内時計の仕組みや朝型、夜型人間などについて触れ、規則正しい生活習慣の大切さを呼びかけた。

 光を効果的に活用することや、食事で生活リズムをつくることの重要性も伝えた。休憩を挟んで社内で実施しているという健康体操も紹介し、一緒に実践した。

 野菜接種の充足度を表示する「ベジチェック」では参加者の行列ができ、健康に関する関心の高さをうかがわせた。

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