ホップは地元産 石巻でビール醸造所稼働 旧映画館を活用
石巻市の一般社団法人「イシノマキ・ファーム」が石巻市中央1丁目の旧映画館で整備を進めていた市内初のビール醸造所が完成し、16日に稼働を始めた。自社栽培した石巻産ホップを使って3種類のクラフトビールを製造・販売する。将来は施設内でも楽しめるようにする計画で、ビールを通して石巻の魅力発信やにぎわいづくりを図る。
醸造所「ISHINOMAKI HOP WORKS(イシノマキホップワークス)」は、2017年まで約60年にわたり市民に親しまれた「旧石巻日活パール劇場」を活用。館内二つの劇場のうち、150席を備えた「シネマ1」を改修し、仕込み釜2基や発酵タンク4基などを配置した。年間約40キロリットルの発泡酒の製造を見込む。
醸造長には仙南シンケンファクトリー(角田市)で腕を磨いた岡恭平さん(40)が着任した。委託醸造してきた看板商品の「巻風エール」のほか、ホップの香りと苦みがより感じられる「IPA」、バナナのようなフルーティーさが特徴の「ヴァイツェン」の3種類を醸造。瓶入りと飲食店向けのたる詰めにし、県内外に出荷する。
16日の初仕込みではイギリス産の麦芽100キロや昨年収穫した石巻産ホップなどを使い、巻風エールを500リットル仕込んだ。タンクで30日間発酵熟成し「海の日」の7月18日に提供を始める予定。
岡さんは「自社栽培のホップの素晴らしさを感じてもらえるクラフトビールを造りたい」と話す。
将来的には、80席が残る「シネマ2」も交流の場として改修する計画。醸造所に隣接する空き店舗で複合エンターテインメント施設の整備が進むなど、一帯は文化とにぎわい再生の拠点としても注目を集める。
イシノマキ・ファームの高橋由佳代表理事(58)は「周囲と連携し、世代を超えて人々が集まる活気あるエリアに育てたい」と力を込める。
みやぎ地域安全情報
宮城県警 みやぎセキュリティメールより
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