則本、貫禄の5勝目 東北楽天連敗ストップ 日ハムに3―0

6回日本ハム2死、野村を二飛に仕留め、グラブをたたいて喜ぶ則本(山本武志撮影)

 東北楽天は投打の柱が役目を果たし、連敗を3で止めた。チームのカード初戦の連敗も10でストップ。

 打線は五回1死二、三塁で太田の中前打で2点を先制。六回は浅村の11号ソロでリードを広げた。先発則本は七回途中無失点の好投で5勝目。救援3投手も得点を与えなかった。4番手松井裕は17セーブ目を挙げた。

 日本ハムは4連敗。打線が4安打と振るわず、先発吉田を援護できなかった。

(勝)則本9試合5勝2敗
(S)松井裕27試合1勝2敗17S(敗)吉田23試合1勝2敗
(本)浅村11号(1)(根本)

7回途中無失点 「相棒」太田に感謝

 東北楽天の則本がチームの苦境を救った。七回途中無失点の力投を見せ、リーグ戦再開後のチームの連敗を3で止めた。5年ぶりの秋田開催で勝利に導いた右腕は「年下だけど頼りになる相棒が引っ張ってくれた」と、6歳離れた捕手の太田に感謝した。

 日本ハム先発は秋田・金足農高で甲子園を沸かせた吉田。東北楽天の主催試合ながら、「彼の方が歓声を浴びていた。ビジターかなと思った」と則本。独特の雰囲気を逆手に取り、「いい緊張感で投げられた」と粘り強くアウトを重ねていった。

 序盤は球が高めに浮き、得点圏に走者を許す苦しい展開が続いた。だが、中盤からはスライダーとカーブを制球良く投げ、四~六回は難なく三者凡退に抑えて流れを引き寄せた。「配球や投球フォームをうまく切り替えることができた」。尻上がりの投球だったが、秋田のスターである吉田より輝きを放った。

 チームは11カードぶりに初戦で白星を挙げた。リーグ戦再開後の先発ローテーション再編で、カード頭を任された右腕が起用に応えた。石井監督は「(114球と)球数は少し多かったけど、役割をしっかり果たしてくれた」とたたえた。
(佐々木智也)

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