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東日本少年剣道・中学男子、蛇田が優勝 県中総体へ弾み

練習に取り組む蛇田中剣道部の生徒たち

 石巻市蛇田中(生徒647人)の剣道部が、5月22日に利府町で開かれた第9回東日本少年剣道錬成大会(東北剣道連盟、河北新報社主催)の中学生男子の部で優勝した。石巻地区中学校総合体育大会では男子団体が1位、女子団体は3位でそれぞれ県大会に出場。好成績を弾みに、一層の飛躍を誓う。

 蛇田中剣道部は男子11人、女子9人が所属。東日本少年剣道錬成大会の中学生男子の部は県内から80校が参加。予選4試合を勝ち抜き、準決勝で宮城野、決勝で東北学院をそれぞれ下し、栄冠を手にした。

 3年で大将を務める初貝儒季(ひとき)部長(14)は「チームで協力しながらつかみ取った勝利。優勝できてうれしく思う」と振り返る。同じく3年で中堅の木村楓選手(14)は「県新人大会で優勝したあたりから、練習の際も常に本番のような意識と姿勢で部活に取り組んでいる」と話す。

 同校は、部活動で週ごとにシフトを組み体育館を使用している。剣道部は体育館内で基本の技や打ち込みを行い、利用できない日は外周を走り込むほか、外で竹刀を振ったり、ミーティングを重ねたりと工夫して練習に打ち込む。

 7月22日には県中学校総合体育大会が開幕する。初貝部長は「初戦がいつも課題になる。県優勝、全国大会出場を目指す」と意気込む。自身も10月に愛知県で開催される全国道場少年剣道大会出場が決まっている。「個人で全国に行くのは初めて。ベスト8を目指し練習に励む」と語った。

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