参院選宮城・終盤情勢 桜井氏優位保つ、小畑氏追い上げ懸命

 参院選宮城選挙区(改選数1)で、河北新報社は2~5日の4日間、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて終盤情勢を探った。5選を目指す自民党現職の桜井充氏(66)=公明党推薦=が序盤からの優位を保ち、立憲民主党新人の小畑仁子(きみこ)氏(44)は懸命に追い上げている。無党派層の5割弱が態度を決めておらず、流動的な要素も残る。

 桜井氏は自民支持層の7割、公明支持層の9割弱を固めたほか、国民民主党支持層の7割、社民党支持層の5割超を取り込む。無党派層の支持は2割。

 年代別では20代以上の全てで小畑氏を上回る。40、60、70代以上はほぼ5割、50代も4割強をまとめる。

 6年前は野党統一候補だったが、今回は自民公認と公明推薦を受けて重厚な組織戦を展開。旧民主党政権時代の財務副大臣の実績も踏まえ、県内35市町村長のうち32人による「首長の会」が設立されるなど、県内全域で支援網が広がる。

 小畑氏は立民支持層の8割強、共産党支持層の6割超に浸透する。社民支持層の3割から支持を得て、日本維新の会支持層の2割弱にも食い込む。無党派層の支持は2割強で5候補で最多。

 10代の4割弱から支持を集め、50、60代からは3割弱の支持を得るが、20代は2割強、30、40代は2割弱にとどまる。

 連合宮城が仲介し、立民と国民の両県連間の選挙協力が実現。共産県委員会も選挙協力に応じ、2016年、19年で連勝した野党共闘の再現を期す。党本部は大票田の仙台市を中心に泉健太代表ら幹部を投入し、巻き返しを図る。

 東北での「第三極」の存在感をアピールする維新新人の平井みどり氏(67)は維新支持層の4割強しかまとめきれておらず、支持拡大に躍起。

 政治団体「参政党」新人のローレンス綾子氏(52)、NHK党新人の中江友哉氏(30)は厳しい。

 【宮城】(1―5)
ローレンス綾子52 参政党員    諸新 
桜井  充  66 医師      自現④=公推 
小畑 仁子  44 元県議     立新 
平井みどり  67 元仙台市議   維新 
中江 友哉  30 政治団体役員  N新 

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