参院選宮城 候補者の訴えは変わった? 最後の週末をAI分析しました

 参院選(10日投開票)の宮城選挙区で、各候補者の訴えは変わったのか。多く使われた特徴的な言葉を大きく表示する「ワードクラウド」の手法を用い、選挙期間中で最後の週末となった2、3の両日の街頭演説を、公示された6月22日の第一声と比較した。(編集局コンテンツセンター)

 ビッグデータ分析を手がけるユーザーローカル(東京)が提供する「AI(人工知能)テキストマイニング」というツールを利用した。単語の登場回数だけではなく、特徴的な言葉を係数で重み付けし、文字の大小で示している。今回は名詞(本人の氏名を除く)を対象とし、動詞や形容詞は除外した。他の候補者名はかっこ書きで言い換えた。届け出順に紹介する。

■諸派新人・ローレンス綾子氏(上が第1声、下が最後の週末)

 2日午後5時20分ごろ、仙台市青葉区のアエル前でマイクを握った。「子ども(たち)」と最多の30回連呼し、主題に据えた。「マスク」(4回)着用の自由化や「ワクチン」(3回)接種への反対を訴えた。第一声で10回強調した「参政党」は2回に減った。

諸派新人・ローレンス綾子氏 最後の週末の街頭演説全文

■自民党現職・桜井充氏

 2日午後2時ごろ、仙台市宮城野区のイオン幸町店前で、公明党比例代表候補の名前を4回、「自民党」を6回繰り返した。第一声ではそれぞれ6回、12回だった。東日本大震災の復旧事業で「グループ化補助金」(3回)の創設に携わった実績も強調した。

自民党現職・桜井充氏 最後の週末の街頭演説全文

■立憲民主党新人・小畑仁子氏

 3日午後6時半ごろ、仙台市青葉区のフォーラス前で演説した。名前の連呼を中心に「物価高」(3回)に苦しむ「子育て」(4回)世代の思いを代弁する姿勢をアピールした。第一声で5回強調したキャッチフレーズ「4男4女」は冒頭の1回にとどまった。

立憲民主党新人・小畑仁子氏 最後の週末の街頭演説全文

■日本維新の会新人・平井みどり氏

 2日午後3時10分ごろ、仙台市宮城野区の仙台うみの杜水族館前で、教育費や給食費に関し「無償化」を9回繰り返し訴えた。30年間の給料の「折れ線グラフ」(4回)が日本は欧米と比べて右肩上がりではないと問題提起。「日本維新の会」は8回連呼した。

日本維新の会新人・平井みどり氏 最後の週末の街頭演説全文

■NHK党新人・中江友哉氏

 県内で街頭演説する機会はなかった。

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