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野鳥憩う学校に 餌木植え、巣箱作りも計画 石巻・北上小

餌木の苗木を植える児童たち

 本年度と来年度、県教委から愛鳥モデル推進校の指定を受けた石巻市北上小(児童86人)で餌木の植樹活動が実施された。

 4年生13人が3班に分かれ、校庭の花壇にナンテン1株とムラサキシキブ2株の苗木を植えた。砂地の花壇には稲わらや腐葉土、土、落ち葉を入れた。一般社団法人ウィーアーワン北上(石巻市)、県東部地方振興事務所の担当者がサポートした。

 餌木はヒヨドリをはじめ野鳥が校地内に飛来しやすいようにするのが目的で、県緑化推進委員会が寄贈した。

 植樹後、児童たちは苗木がすくすく成長することを願って水やりをした。大空をツバメが飛び回る姿が確認され、野鳥の飛来に期待が膨らんだ。

 武山ほのかさん(10)は「餌木を植える体験活動はとても楽しかった。たくさん野鳥が来てほしい」と笑顔で話した。

 植樹活動は5月24日にあった。今後、野鳥の観察や野鳥を知る学習、巣箱作りと巣箱の設置などが計画されている。

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