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京アニ事件初公判未定 やり場のない怒り、いつまで 社説(7/23)

 目を覆うばかりの惨劇が次々に起き、人々の記憶を上書きしていく。

 被害がどんなに大きくとも、手口がいくら残忍であっても過去の事件は後景に追いやられ、次第におぼろげになる。だが、将来にわたり風化させてはならない事件がある。

 2019年7月18日午前、京都アニメーション(京都市)の社屋が全焼し、36人の…

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