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石巻市複合文化施設に椅子寄贈、和室用30脚 裏千家石巻同門会

安定感があり、軽い和室用椅子

 石巻市の茶道裏千家石巻同門会は、同市開成の市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)に和室用の椅子30脚を寄贈した。

 寄贈した椅子は背もたれがなく、座面までの高さは約40センチ。足腰に不安がある人が使いやすい形になっている。軽くて持ち運びが簡単で、積み重ねることで保管スペースを節約できる。

 脚部は黒、座面は山吹色で和室にマッチしたデザインとなっている。茶席や生け花など日本の伝統文化を中心とした教室や発表会などで活躍しそうだ。

 高齢者の中には膝の状態などから正座ができにくい人も少なくない。和室での催しには近年、寄贈を受けた形の椅子が必需品となっている。

 施設を運営する市芸術文化振興財団の三浦信也企画事業課長は「利用団体の皆さんから、すぐにでも必要になるであろう備品としていち早く贈っていただいた。とても感謝している」と話す。今後も施設の利用団体や訪れる市民の声を反映させ、快適な施設を目指すという。

 6月29日に寄贈された。

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