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フードドライブ定着 米、みそ、缶詰…善意続々 東松島市社協

多くの市民がさまざまな食品などを提供した

 東松島市社会福祉協議会は15日、同市役所で生活困窮家庭などに寄付するために家庭や職場で余った食品を回収するフードドライブを行った。

 今回は精米したばかりの米90キロをはじめ、乾麺、缶詰各1キロ、みそやしょうゆなどの調味料8キロ、レトルト食品0.7キロなどのほか、生理用品1キロ、コーヒーといった贈答用の詰め合わせ品などもあった。

 家庭などで死蔵されていたり、賞味期限が近づいたりした災害備蓄用食品などを確保するフードバンク事業と、回収するフードドライブについては、市民の理解が進んでいるが、さらに浸透を図るため、市役所での定期受け付けを実施している。

 市くらし安心サポートセンターの担当者は「市民の協力に感謝する。給食のない夏休みに入り、物価の高騰だけでなく、新型コロナウイルスの感染が再拡大している。支援の輪を着実に広げていきたい」と話す。

 市社協は事務所玄関に平日午前9時から午後4時半まで常設している。

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