3日午後から降り続いた豪雨の影響で、山形県内を流れる最上川が4日にかけて各地で氾濫し、住宅や田畑などが水に漬かった。県内では2020年7月にも水害が襲ったばかり。深刻な被害を受けた同県大江町と飯豊町の住民らは、地域を襲った一面の濁流を前にぼうぜんとした。
大江町百目木(どめき)地区では午後7時ごろ、川が増水した。会社員菅井時弘さん(64)は自宅から離れた高台に避難。「新型コロナウイルスがはやっている」と車中泊した。木造2階の自宅は浸水したとみられるが、まだ戻れずにいる。
百目木地区は2年前も水害で大きな被害に遭った。住民によると「浸水の深さは2年前より0・5~1メートルぐらい低い」という。
「あてらざわ温泉湯元旅館」の女将(おかみ)柏倉京子さん(66)は3日夜、公民館に避難し、不安な夜を過ごした。一夜明けて旅館に戻ると、2年前の豪雨の後に交換したばかりのボイラーが泥水に漬かっていた。「客にキャンセルの連絡をしないといけないかもしれない」とため息をついた。
県内で最も早い3日午後6時10分ごろに緊急安全確保が発表された飯豊町でも、浸水被害が相次いだ。
同町椿地区の農業鈴木寛幸さん(62)は「安全な場所と思って住んできた。前代未聞」と肩を落とした。
自宅から最も近い川は1キロ離れているが、農業用水路の水があふれた。米の保管などに使う小屋が腰ほどの高さまで浸水。米の乾燥機やトラクター6台が使えなくなる可能性が高いという。
町内では複数の箇所で歩道がめくれ上がったり、道路が崩壊したりした。
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