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新渡波駅は半円形 JR仙台支社、駅舎建て替え 来年3月末完成予定

半円形にデザインされた新駅舎のイメージ(JR東日本提供)
1939年の開業時から利用されてきた現在の駅舎

 JR東日本仙台支社は9日までに、石巻市渡波のJR石巻線渡波駅を建て替えると発表した。現在の駅舎は石巻線が開業した1939年に建設され、83年が経過して老朽化していた。8月に工事に着手し、新駅舎は来年3月末の利用開始を予定する。

 新駅舎は鉄骨コンクリート平屋建て。県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)の最寄り駅であることから、サン・ファン・バウティスタ号の見張り台をモチーフに半円形のデザインにした。

 延べ床面積は48平方メートルで、現駅舎より約75平方メートル狭くなる。2020年3月に駅が無人化されたことに伴い、執務スペースなどをなくす。待合室には現駅舎の木材を再利用したベンチを置く計画。

 9月ごろに現駅舎の解体を始め、近くに建てた小屋に券売機などを仮移設する。新駅舎の建設は11月ごろに始める計画。

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