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IT活用し農業体験 小学生親子5組が参加、興味津々 東松島

コップから水をくみ上げるプログラムを組む親子

 子どもたちに発想力を育みながら食農への関心を高めてもらおうと、KDDIエボルバ(東京都)は2日、プログラミングと野菜収穫を行うイベントを、自社の農産物栽培拠点「幸満(さちみ)つる郷(さと)」(東松島市野蒜)で開催した。

 地元を中心に小学生の親子5組が参加。プログラミング学習を進める「PCN仙台」(仙台市)の荒木義彦さんの指導の下、エボルバがITを活用して実践しているスマート農業のシステムを学んだ。

 土の状態を調べるプログラミングでは、コップに入った土に湿度センサーを埋め、キーボードを操作して計測を指示する体験をした。

 またコップからコップに水を移すプログラムにも取り組み、自動水やりの原理を勉強した。

 近くの農場ではピーマンやナス、オクラなどの夏野菜を収穫。野菜のプレゼントもあった。

 東松島市大曲小5年の小山平慈くん(10)は「ちゃんとプログラムが動いてうれしかった」と話した。

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