山形ドキュメンタリー映画祭、来年10月開幕 4年ぶりのリアル開催に

 NPO法人「山形国際ドキュメンタリー映画祭」(山形市)は山形市で記者会見し、18回目となる次回の映画祭を来年10月5~12日の日程で開催することを明らかにした。今年9月1日に作品の募集を始める。

募集告知ポスターと作者の吉村さん

募集ポスターは東北芸工大・吉村さんの作品

 映画祭のメインは、国内外の最新長編ドキュメンタリーが対象の「インターナショナル・コンペティション」と、アジア圏の新進作家の作品を発掘する「アジア千波万波」の2部門。前回は2部門合わせ124の国・地域から1972作品の応募があり、15作品がインターナショナル、18作品が千波万波に選出された。

 募集告知のポスターは、東北芸術工科大グラフィックデザイン科3年の吉村多恵さん(21)=山形市=の作品。実家のある福島県猪苗代町で撮影したショベルカーの無限軌道の車輪部分を色加工して仕上げた。「ドキュメンタリーらしく、作家が持つ独自な視点をコンセプトにした」と話す。

 映画祭は1989年から隔年で開催されている。昨年は新型コロナウイルス感染拡大で初のオンライン開催となった。事務局は「4年ぶりの会場開催にわくわくする。映画の魅力と多様性を国内外に示し、山形の文化の発展に貢献したい」と意欲を見せた。

 インターナショナル部門の締め切りは、今年10月31日まで完成の作品が12月15日、11月1日以降の作品が来年4月15日。千波万波部門の締め切りは来年5月15日。プレイベントとして今年10月7日から4日間、山形市のフォーラム山形で前回映画祭の約30作品がリバイバル上映される。連絡先は映画祭023(666)4480。

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