自民党の大平正芳元首相が唱えた「楕円(だえん)の哲学」。対極する二つの考えを緊張関係の中で擦り合わせ、一つの輪(和)を目指す政治手法と理解している。
7月の参院選では、楕円の均衡が二つの意味で崩れた…