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小中生、働く意義実感 東松島市教委「子どもハローワーク」始まる

ふるさと納税のお礼状の文面を考える(左から)由夏さん、勝又さん、寧々さん=5日、東松島市大曲のHOPE

 東松島市教委は、市内の小学6年生と中学生を対象とした「子どもハローワーク 『独歩』(DOPPO)」を始めた。市内の企業や団体などに求人票を提出してもらい、小中学生が求人内容を見て選択。受け入れ先でインターンシップ(就業体験)をする。夏休み中、社会と初めて関わりを持った子どもたちは真剣に仕事に向き合い、働く意義を学んだ。

 独歩は、キャリア教育の一環で職業観を育むのが目的。市教委は7月から求人を受け付け、保育所や障害児施設などから計9件の求人が寄せられ、31人が応募した。

 このうち同市大曲の一般社団法人東松島みらいとし機構(HOPE)で5日、インターンシップに臨んだのは、いずれも矢本二中3年で美術部に所属する高橋寧々さん(14)=部長=、勝又陽菜さん(14)、高橋由夏さん(15)の3人。

 就業体験の内容は「ふるさと納税のお礼状を一緒に考えて作る」。HOPEやふるさと納税の説明を受けた後、それぞれお礼状の文面を考え、イラストも描いた。

 寧々さんは「仕事や将来への意識が高まった。今後は自信を持って前に進みたい」、勝又さんも「一つ一つの行動に責任を持ち、積極的に取り組む人間になりたい」と話した。

 市を良くするために活動するHOPEの取り組みに共感した由夏さんは「持続可能なまちには二酸化炭素の削減など、できることから協力したい」と語った。

 HOPEの引間世枝美理事・事務局長(48)は「未来を担う世代とまちを一緒に考える機会ができた。古里に思いを持ち、将来は東松島で活躍してほしい」と願った。

 市教委の村岡太学校教育管理監は「小中学生が目標や進路を考えるきっかけとなり、将来の人材育成・人材確保につながる。子どもの本気度を見てほしい」と力を込めた。

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