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いらっしゃいませ>きらら女川(女川町女川浜)

さんまパンやかりんとうなどの土産品も人気のきらら女川

<地元食材使い、もてなし>

 女川町で障害者就労支援施設を運営するNPO法人「きらら女川」(女川町鷲神浜)が運営する飲食店。2015年にオープンし、町民や観光客らを地元食材などを使ったメニューや商品でもてなしている。

 お手頃価格で食べられる定食メニューや麺類が人気。女川で水揚げされたサンマを使用した「焼きさんま定食」(780円)や無塩ワカメを使用した「わかめうどん」(500円)は観光客から「女川に来たことを実感する」と好評だ。

 土産品も独自商品が多く目を引く。国内有数の水揚げを誇るサンマをかたどったサンマパン(290円)は、就労支援施設で作られ、生地にサンマが練り込まれている。

 他にも、おからと小麦粉をベースに、サンマやワカメといった海産物、カボチャ、ネギみそなどが使われたかりんとう(380円)は18種類。どれもあっさりと仕上がり、食べ始めると止まらない。リピーターも多い。

 責任者の沼田利恵さん(53)は「施設の利用者と職員で新商品を開発するなどして、さらに女川町を盛り上げていきたい」と語る。(谷)

◇メモ:営業は平日の午前10時~午後3時と土日祝日の午前10時~午後5時。不定休。女川町女川浜大原1の42、シーパルピア女川A棟2。連絡先は080(3199)8064。

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