石巻川開き祭りのごみ、分別徹底を　市に環境ボランティア団体が要望

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　石巻市内の環境保全団体有志らでつくる「石巻川開き祭りゴミゼロボランティア」は２９日、石巻川開き祭りにおけるごみの回収、分別処分などについて斎藤正美市長に要望した。

　要望は（１）川開き祭りのごみ集積場は適切にリサイクルされるよう分別を前提とした形にする（２）祭り実行委員会に、美化推進の啓発、ごみ回収を所管する専門組織を設置する（３）市民総参加の祭りにするため企画・運営への市民ボランティアの参加－の３項目。

　市役所には、１０年以上にわたって祭りのごみ回収、分別に取り組んできた石巻市環境保全リーダーの会（現在は解散）、耕人塾、いしのまき環境ネット、県産業廃棄物協会石巻支部などの５人が訪れた。

　斎藤市長は「来年は１００回記念。より誇れる、市民総参加の祭りにするためにも実行委員会と話し、一つ一つ取り組みたい」と話した。

　元環境保全リーダーの会の小野真理副会長は「分別して捨てられる場所、仕組みをつくり、管理監督もする。初めの段階でしっかり告知することが必要」と話した。