都市対抗出場3度 きらやか銀野球部が本年度限りで無期限休部 経費削減の一環

 社会人野球のきらやか銀行(山形市)が2日、来年3月末で無期限休部することを発表した。持ち株会社じもとホールディングス(仙台市)が公表した業績予想の下方修正に伴う経費削減の一環としている。

 同行総務部の担当者は「新型コロナウイルス禍の影響を受ける地元中小企業にこれまで以上寄り添うため、営業戦略の見直しや組織再編、抜本的な経費削減に取り組む」と説明。選手22人と監督らスタッフについては「社業専念か移籍して現役を続けるか、一人一人の希望を聞いて最大限に対応したい」とした。

 前身の山形相互銀行として1952年創部のチームは、合併により現行名となった2007年にいったんクラブチームとなったが、09年に企業チームに戻った。16年の都市対抗野球2次予選東北大会で山形県勢66年ぶりの優勝を飾って本大会に初出場。その後も本大会に2回出場した。

 8日からは、仙台市民球場などで行われる社会人野球日本選手権東北予選に臨む。村上真監督(仙台市出身)は「会社あっての企業スポーツ。会社のために最後まで一生懸命やっている姿を多くの方に見せたい」と話した。

17年の都市対抗野球出場を決め、マウンド上で喜ぶきらやか銀ナイン=こまちスタジアム
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