児童生徒の学力アップへ タブレット活用し家庭学習、学校と連動 石巻市教委
石巻市教委は5日、第2回市学力向上推進委員会(座長・木村民男耕人塾塾長)を市役所で開いた。児童生徒の学力アップへ学校と連動した家庭教育・家庭学習の充実について議論となり、一人一人に貸与するタブレット端末専用のドリル学習(国語と算数・数学、英語)の活用と、文章題の読み解く力を付けるため読書を勧めていくことが有効策として打ち出された。
委員17人が出席。宍戸健悦教育長は「全国学力テストの結果が上位の県は家庭学習の割合が高い。考えて解決する力がないと今年の問題は解けない。子どもの将来に役立ち、人生を豊かにする学力を身に付けさせたい」と述べた。
木村座長も「学校と家庭が足並みをそろえて子どもを育てていかないと学力向上につながっていかない」と語り、学校と家庭の連携を強調した。
タブレットのドリル学習について、鹿又小の浦山正幸校長は授業で活用し子どもの学びの意欲を高めていることや、1年生から6年生まで毎日持ち帰り、連絡や保護者との情報交換にも役立てていることを紹介した。学力向上へICT化は不可欠との認識を示した。
全国学力テストの算数・数学の平均正答率をアップさせる手だてとして、文章を読む力・理解する力が不足している点が取り上げられ、仲上浩一住吉幼稚園長は本を読んだ後に要約文を書かせることを提案した。推し本として課題図書を挙げた。
別の委員は読書の推進には「時間と場の設定が必要だ」と指摘した。
市教委が市内の小中校長50人を対象に実施した学期制に関するアンケート結果が報告され、「2学期制がよい」が22.0%、「3学期制がよい」は8.0%、「どちらもよい」70.0%だった。
市教委は学習の動機付けとするため、4月に全校で標準学力調査(小2~中3)を実施。7月に各校で結果を基に教育面談を行い、保護者と結果を共有した。12月は全学年を対象に学力調査を実施し、学習の定着状況を把握する。
みやぎ地域安全情報
宮城県警 みやぎセキュリティメールより
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