一流料理人、石巻に集合 元気いちばで「和食の祭典」 地元食材で腕振るう
全国各地の一流料理人が集い、宮城の食材を使った日本料理を提供する「第7回和食の祭典in宮城・石巻」が13日、石巻市中央2丁目のいしのまき元気いちば元気食堂であった。テーマは「日本の食文化と宮城の食材の融合」。宮城と各地の食文化を組み合わせた一日限りの特別料理を用意し、昼と夜の2部制で計約180人をもてなした。
和食文化の継承を目的に県内の料理店などでつくる実行委員会と、約400店が加盟する「全国芽生会連合会」の主催。全国の老舗・名店から料理人約40人が参加し、昼は各店自慢の一品を集めた松花堂弁当、夜はコースを提供した。
昼の松花堂弁当は2段重で、穴子ずしやフカヒレと野菜の炊き合わせなど9品を用意。金沢市の老舗は「仙台牛ローストと加賀野菜」で両地域の融合を表現した。県内の日本酒のほか、石巻産のクラフトビール「巻風エール」や桃生茶を使った紅茶「kitaha(キタハ)」なども振る舞われた。
料理人による食材や調理法などの説明もあり、来場者は耳を傾けながらじっくりと料理を味わった。石巻市桃生町の神職大和友大朗さん(32)は「普段と違った地元食材の楽しみ方ができた」と話した。
和食の祭典は、東日本大震災の復興支援活動をきっかけに始まった。2011年から加盟店同士が連携して料理提供イベントを開き、収益の一部を石巻の加盟店に寄付するなど被災地支援に充てた。14年からは和食文化継承を図る祭典として各地域の持ち回りで開催してきた。震災10年の節目に合わせて昨年石巻で予定したが、新型コロナウイルスの影響で1年遅れでの実現となった。
実行委共同代表で割烹(かっぽう)滝川(石巻市中央1丁目)の阿部司社長(49)は当時の支援に感謝し「復興が進んだ街の様子や地元食材の新たな魅力を感じてもらう機会になればうれしい」と語った。
みやぎ地域安全情報
宮城県警 みやぎセキュリティメールより
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