ベガルタ、何とかドローに持ち込む 順位は4位のまま

仙台―徳島 後半12分、仙台・真瀬(右)が左クロスを頭で合わせて同点ゴールを決める(小林一成撮影)

 明治安田J2第37節第2日(18日・ユアスタ仙台ほか=9試合)仙台は徳島と対戦し、1-1で引き分けた。勝ち点59で4位のまま。山形は千葉に2-0で快勝し、2連勝を飾った。秋田は群馬に0-1で敗れ、4試合ぶりの黒星を喫した。

 首位の新潟は水戸に2-0で快勝し、3連勝で勝ち点74とした。2位の横浜FCは1-0で甲府に競り勝って同71。

押し込まれる時間長く

 仙台が1人少ない劣勢で追い付き、何とか引き分けた。後半4分、右クロスから先制を許した。12分に左クロスから真瀬が頭で合わせ、同点とするのが精いっぱいだった。前半41分に遠藤が退場した後は、押し込まれる時間が長く、好機を多くつくれなかった。

仙台―徳島 後半12分、同点ゴールを決め、フォギーニョ(左)と抱き合って喜ぶ仙台・真瀬(中央)(小林一成撮影)

遠藤が退場 プラン崩れる

 仙台が勝ち切れなかった。前半で10人となったチームとしては引き分けは善戦と言えるが、「シーズン終盤で勝ち点1では喜べない。勝ち点3を取りにいかないといけない」と伊藤監督。熾烈(しれつ)なプレーオフ進出争いの真っただ中では満足できない。

 前半41分に遠藤が2度目の警告で退場し、プランは大きく崩れた。前線からのプレスは諦め、中盤で守備ブロックを構築。ボールを保持されることも、クロスを上げられることも許容せざるを得なかった。

 徳島に油断が見え、足が止まった隙を突いて追い付くことはできた。しかし、落ち着かれれば、劣勢は覆らない。ハードワークによる疲労も見え始め、カウンター頼みに。松下が「1人少なく、失点しても気持ちを切らさずに前に行けた。しかし、こういう試合で勝てるチームが上に行く。まだ僕たちには力がない」と言う。

 前半は前線からプレッシャーをかける守備が効いた。中盤の遠藤やフォギーニョも加わり、数的同数でセンターバックまで襲いかかる。DFラインを高く保ち、陣形はコンパクト。ロングボールを蹴らせ、セカンドボールを回収した。試合を支配しかけていただけに、不用意なファウルがもったいなかった。

 次節は3位岡山との上位直接対決。伊藤監督は「次が重要。J1昇格を争うチーム同士、負けられない」と、大一番へ気持ちを切り替えていた。(佐藤夏樹)

仙台―徳島 後半31分、右からのFKをゴール前で競り合うGK小畑(小林一成撮影)

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